熊田 祥子 (ソプラノ)
SHOKO KUMADA, Sop.

 

プロフィール

石川県出身。東京学芸大学卒業、同大学院修了。
2006年第17回京都フランス音楽アカデミーにてスカラシップ賞、フジテレビKBK賞を受賞、同年秋よりパリ・エコールノルマル音楽院に奨学生として留学。マルセイユ・フランス国立オペラ研修所修了。2011年ロンドン・マスタークラスに於いて奨学生に選出され、Sergei Leiferkus、Nelly Miricioiuの講習を受ける。2011年ジュネーブ国際音楽コンクール声楽部門に出場した未だ唯一の日本人歌手。2013年ベラン国際音楽コンクール声楽部門第2位。
マルセイユ、アヴィニョン、トゥーロンのオペラ座リサイタルに出演。2010年にはマルセイユ、アヴィニョン両オペラ座でのオペラ研修所公演『ヘンゼルとグレーテル』に露の精で出演。2011年カンヌ大劇場に於いてWolfgang Doerner指揮カンヌオーケストラとモーツァルト・戴冠ミサのソプラノソロで共演。また、2013年にはCatherine Puig指揮オーケストラ17/89発足プロモーションビデオにソリストとして出演。
その後フランス(パリ、マルセイユ、アヴィニョン、トゥーロン、ゴルド、アヌシー、ボルドー、トゥールーズ、カオール、ノルマンディー、ゴルド等)、イタリア、イギリス等ヨーロッパ各地でのコンサートやフェスティバルに出演し常に好評を博す。国内ではラ・フォル・ジュルネ金沢および東京などの公演に出演。
2015年には東京国際フォーラムホールCに於いて、井上道義氏指揮、オーケストラ・アンサンブル金沢でのバッハ・マニフィカトのソプラノソロを務める等イタリア、ドイツ、フランスのオペラを始め各国のリート、宗教曲と幅広いレパートリーで活躍している。これまでにも井上道義、藤岡幸夫、山田和樹、三ツ橋敬子、鈴木織衛、志村健一ら各氏と共演し常に高い評価を得ている。近年では2015年びわ湖ホール沼尻竜典オペラセレクション、沼尻竜典作曲指揮、栗山昌良演出『竹取物語』でかぐや姫役、幸田浩子のカヴァーキャストを務めた。同公演のびわ湖ホールロビーコンサートでは晴雅彦、迎肇聡と共演し和みの一時と好評を得た。透明感のある美声と作品を愛してやまない音楽性は常に聴衆の心に安らぎを与える。

 

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